詐欺SMS・フィッシングメールの対策ガイド
基本:メッセージ内のURLは開かない。確認したいときは、公式アプリかブックマークした公式サイトから。
詐欺と見分けるポイント
- URLが公式と違う:企業名に似せた、無関係なアドレスです。短縮URLや、見慣れない末尾(.top、.cn など)も要注意です。
- 急がせる・不安にさせる:「本日中に」「アカウントを停止します」「不正利用を検知しました」など、考える時間を与えない文面です。
- 宛名や具体的な情報がない:「お客様」「ご利用者様」など、誰にでも送れる書き方です。
- 入力を求める:ID・パスワード、カード番号、暗証番号、認証コードの入力を求めます。正規の企業がメッセージのリンクから入力を求めることは、まずありません。
- 日本語が不自然:漢字や敬語の誤り、見慣れない記号、余計な空白が混ざっています。ただし、自然な日本語の詐欺も増えています。
- 心当たりがない:頼んでいない荷物、使っていないサービス、応募していない当選の連絡です。
届いたときにすること
- URLは開かない、返信しない:返信や電話をすると、「反応がある番号・アドレス」として狙われやすくなります。
- 公式の方法で確かめる:気になるときは、公式アプリやブックマークから自分でログインして、お知らせを確認します。
- 同じ文面を探す:詐欺事例の一覧で、同じような文面が届いていないか確かめられます。
- 削除する:確認できたら、メッセージは削除してかまいません。
URLを開いてしまったら
- 開いただけで、何も入力していない:ページを閉じてメッセージを削除すれば、問題ないことがほとんどです。
- ID・パスワードを入力した:すぐにパスワードを変更します。同じパスワードを使い回しているサービスも変更し、ログイン履歴に覚えのないものがないか確認します。
- カード番号を入力した:カード裏面の番号からカード会社に連絡し、カードを止めてもらいます。
- 認証コード(SMSで届く数字)を入力した:乗っ取りにつながります。すぐにそのサービスの公式窓口に連絡します。
- アプリを入れた・プロファイルを入れた:機内モードにしてアプリ(プロファイル)を削除し、携帯キャリアの窓口に相談します。
- お金を払った・ギフトカードを買った:すぐに警察(#9110)に相談します。
今日からできる対策
- 迷惑SMS・迷惑メールのフィルタをオンにする:携帯キャリアやメールサービスの無料の設定で、多くを受信前に止められます。
- 公式アプリとブックマークを使う:よく使う銀行・カード・通販は、メッセージのリンクではなく公式アプリかブックマークから開く習慣にします。
- パスワードを使い回さない:1か所で漏れても、ほかのサービスまで乗っ取られるのを防げます。
- 二段階認証・パスキーを設定する:パスワードが漏れても、ログインされにくくなります。
- 家族にも伝える:同じメッセージは家族にも届いています。特に高齢の家族には、「メッセージのURLは開かない」とひとこと伝えておくと効果的です。
相談・報告の窓口
- 警察相談専用電話:#9110(被害にあった、またはその恐れがあるとき)
政府広報オンラインの案内 - 消費者ホットライン:188(契約や支払いのトラブル)
消費者庁の案内 - フィッシング対策協議会:フィッシングメール・サイトの報告を受け付けています
フィッシングの報告 - 迷惑メール相談センター:迷惑メール・迷惑SMSの情報提供を受け付けています
情報提供のお願い
手口別の事例
- 料金未払い・支払い情報の更新(99件)
Amazon/Apple/楽天カード/東京ガス - 本人確認・情報更新(23件)
Visa/ETC利用照会サービス/Mastercard/セゾンカード - 不正利用の検知(18件)
セゾンカード/JCB/オリコカード/イオンカード - ポイント・マイルの失効・未加算(16件)
楽天/アメリカン・エキスプレス/ANA/JAL - アカウント停止・利用制限(15件)
WhatsApp/JCB/Apple/セゾンカード - 投資LINE勧誘(9件)
野村證券/楽天証券 - 不在通知・配達確認(8件)
Amazon/日本郵便 - 副業・在宅ワーク勧誘(6件)
求人・副業(企業名かたり) - 税金・保険料の未納(5件)
国税庁/自治体(国民健康保険)/第一生命保険 - 限度額引き上げ・カード優待(2件)
セゾンカード - 有名人なりすまし(2件)
有名人(芸能人) - 当選・プレゼント(1件)
宝くじ公式サイト - 架空請求(1件)
不明(有料サイト)