第一生命保険「税金の未納」詐欺メールの文面と見分け方
「【納付要請】第一生命保険 未納保険料 ¥21,874 第一生…」というメールが届いたら、第一生命保険を装った詐欺です。同じ手口の文面をこれまでに1件確認しています。
結論:第一生命保険を装って「保険料が未納です」「本日中にPayPayで納付しないと差押えをする」と迫るメールは詐欺です。支払わず、そのまま削除してください。
実際に届いたメッセージ
2026年2月19日 受信
【納付要請】第一生命保険 未納保険料 ¥21,874
第一生命保険株式会社 - PayPay専用・保険料最終納付案内 第一生命保険株式会社PayPay専用・保険料最終納付案内前月分の保険料引落が不成立となりました。本メールは規約に基づく最終警告です。PayPay決済専用窓口となります。他手段は未納扱いになります。 未納保険料 ¥21,874 最終納付期限 本日 23:59まで 冒頭ページ以外は納付無効です。必ず専用アプリで行ってください。 対応無ければ保険サービス中断・ご利用全停止となります。 無視時は法的訴訟進捗、強制執行及び差押予告を実施します。 PayPay限定納付へ 必ず保存(証拠/記録)下さい。
※URLは誤ってアクセスしないよう無害化して掲載しています。送信元の番号は偽装や乗っ取りの可能性があるため掲載していません。
この詐欺の特徴
「【納付要請】第一生命保険 未納保険料 ¥21,874」といった件名で、「前月分の保険料引落が不成立となりました」「本メールは規約に基づく最終警告です」と伝えてきます。「PayPay決済専用窓口」「他手段は未納扱い」と支払い方法を PayPay に限り、「本日23:59まで」の期限を切って、メールのボタンからその場で支払わせようとします。
詐欺と見分けるポイント
- 支払い方法を PayPay だけに限っている:「PayPay決済専用窓口となります。他手段は未納扱いになります」と、ほかの支払い方法を認めていません。お金をすぐに受け取るためです。
- 「差押え」「訴訟」で強く脅す:「無視時は法的訴訟進捗、強制執行及び差押予告を実施します」と書いています。差押えなどの強制執行は、裁判などの法的な手続きを経て行われるもので、メール1通で予告されるものではありません。
- 「本日23:59まで」と期限が極端に短い:保険料の払い込みが遅れても、生命保険にはふつう払い込みを待ってもらえる猶予期間があります。その日のうちに契約が止まるような書き方は不自然です。
- 日本語がぎこちない:「冒頭ページ以外は納付無効です」「法的訴訟進捗」など、意味の通りにくい言い回しが続きます。
- 「必ず保存(証拠/記録)下さい」と念を押す:支払いの画面を保存させるなど、もっともらしい指示で本物らしく見せています。
本物かどうか確かめる方法
メールのボタンは使わず、第一生命の公式サイトをブックマークか検索から開き、契約者向けのサービスにログインするか、保険証券や公式サイトに書かれた問い合わせ先に連絡して、保険料の払い込み状況を確認します。口座振替の結果は、通帳やネットバンキングの明細でも確かめられます。
支払ってしまった・URLを開いてしまったら
- 開いただけで、支払っていない:ページを閉じてメールを削除すれば問題ありません。
- PayPay などで支払ってしまった:すぐに支払いに使ったサービスの公式窓口に連絡し、警察(#9110)にも相談します。追加の支払いには応じないでください。
- カード番号を入力した:カード裏面の番号からカード会社に連絡し、カードを止めてもらいます。
ほかの手口にも共通する見分け方や、被害にあったときの相談窓口は対策ガイドにまとめています。
今日からできる対策
まずは無料で:携帯キャリアの迷惑SMSフィルタをオンにする
各キャリアの無料の拒否設定で、詐欺SMSの多くを受信前に止められます。