東京電力「支払い情報の更新」詐欺メールの文面と見分け方
「【重要なお知らせ】2026年3月分の電気料金未払いについて …」というメールが届いたら、東京電力を装った詐欺です。同じ手口の文面をこれまでに1件確認しています。
結論:東京電力(東京電力エナジーパートナー)を装って「電気料金が未払いです」「PayPayで今すぐお支払いください」と知らせるメールは詐欺です。支払わず、そのまま削除してください。
実際に届いたメッセージ
2026年6月26日 受信
【重要なお知らせ】2026年3月分の電気料金未払いについて
東京電力エナジーパートナー - 3月分電気料金未払いのお知らせ 東京電力エナジーパートナー株式会社 いつも東京電力の電気をご利用いただき、誠にありがとうございます。この度は、2026年3月分の電気料金について重要なご案内です。弊社システムにて確認したところ、2026年3月分の電気料金がまだお支払い完了しておりません。お客様の電力供給を継続するため、早急にお手続きをお願いいたします。 【未払い料金のご案内】対象期間:2026年3月分請求金額:8,876円(税込)請求書番号:TE-202604-34563908お支払い期限:2026年4月13日まで(あと3日以内) PayPayで今すぐお支払いください ご不明な点やお支払いに関するご相談がございましたら、以下の連絡先までお気軽にお問い合わせください。お問い合わせ先東京電力エナジーパートナー カスタマーサポートフリーダイヤル:[電話番号](通話無料)受付時間:午前9時 ~ 午後8時(年中無休) 今後とも安心・安全な電力をお届けできるよう努めてまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。東京電力エナジーパートナー株式会社〒100-8560 東京都千代田区内幸町1-1-3
※URLは誤ってアクセスしないよう無害化して掲載しています。送信元の番号は偽装や乗っ取りの可能性があるため掲載していません。
この詐欺の特徴
「【重要なお知らせ】2026年3月分の電気料金未払いについて」といった件名で、「◯月分の電気料金がまだお支払い完了していない」「電力供給を継続するため、早急に手続きを」と伝えてきます。請求金額、請求書番号、支払い期限(あと3日以内)を並べ、「PayPayで今すぐお支払いください」のボタンから、その場で支払わせようとします。
詐欺と見分けるポイント
- ほかの詐欺メールと同じ金額:請求金額の「8,876円」は、東京ガスを装った詐欺メールに書かれていた金額とまったく同じです。同じひな形を使い回しているとみられます。
- メールのボタンから PayPay で払わせようとする:「PayPayで今すぐお支払いください」と、メールからその場で支払わせようとします。支払い方法は、メールのボタンではなく、東京電力の会員サービスで確かめてください。
- 本物の会社情報を載せて信用させる:本社の住所や、問い合わせ窓口の受付時間などを書いています。公開されている情報を写しているだけなので、本物の証拠にはなりません。
- 「電気が止まる」不安をあおる:電力供給の継続をちらつかせ、「あと3日以内」と期限を切って、確かめる時間を与えません。
本物かどうか確かめる方法
メールのボタンは使わず、東京電力の会員サービス(くらしTEPCO web)にブックマークか公式アプリから自分でログインし、ご請求とお支払いの状況を確認します。口座振替の結果は、通帳やネットバンキングの明細でも確かめられます。メールに書かれた電話番号ではなく、検針票や公式サイトに書かれた連絡先に問い合わせてください。
支払ってしまった・URLを開いてしまったら
- 開いただけで、支払っていない:ページを閉じてメールを削除すれば問題ありません。
- PayPay などで支払ってしまった:すぐに支払いに使ったサービスの公式窓口に連絡し、警察(#9110)にも相談します。追加の支払いには応じないでください。
- カード番号を入力した:カード裏面の番号からカード会社に連絡し、カードを止めてもらいます。
- くらしTEPCO web の ID・パスワードを入力した:公式サイトからパスワードを変更し、同じパスワードを使っているほかのサービスも変更します。
ほかの手口にも共通する見分け方や、被害にあったときの相談窓口は対策ガイドにまとめています。
今日からできる対策
まずは無料で:携帯キャリアの迷惑SMSフィルタをオンにする
各キャリアの無料の拒否設定で、詐欺SMSの多くを受信前に止められます。