Visa「不正利用の検知」詐欺メールの文面と見分け方
「【重要】安全にカードをご利用いただくためのご案内 平素よりV…」というメールが届いたら、Visaを装った詐欺です。同じ手口の文面をこれまでに1件確認しています。
結論:「Visaカード会員サポートセンター」を名乗って「不正利用防止のため登録情報を確認してください」と知らせるメールは詐欺です。記載のURLは開かず、そのまま削除してください。
実際に届いたメッセージ
2026年5月31日 受信
【重要】安全にカードをご利用いただくためのご案内
平素よりVisaカードをご利用いただきありがとうございます。
カードの安全強化および不正利用防止のため、ご登録情報の確認をお願いしております。
安心してご利用いただくための重要な手続きです。
登録情報に不備がある場合、一部サービスが利用できない場合があります。
最新情報への更新をお願いいたします。
【確認方法】
下記ページより手続きを行ってください。
▼確認手続きページ
hxxps://wqsgrztwigsuj402[.]s3[.]ap-south-1[.]amazonaws[.]com/index[.]html
【注意事項】
・本メールは安全管理のため送信されています。
・未対応の場合、一部サービスが制限される場合があります。
・確認後、再度メールが届くことがあります。
・必要に応じ追加確認をお願いする場合があります。
・ご不明な点はカード発行会社までお問い合わせください。
本メールは送信専用です。返信不可です。
Visaカード会員サポートセンター
※URLは誤ってアクセスしないよう無害化して掲載しています。送信元の番号は偽装や乗っ取りの可能性があるため掲載していません。
この詐欺の特徴
「【重要】安全にカードをご利用いただくためのご案内」といった件名で、「カードの安全強化および不正利用防止のため、ご登録情報の確認をお願いしている」と伝えてきます。「登録情報に不備がある場合、一部サービスが利用できない」と不安にさせ、「確認手続きページ」のリンクから偽サイトへ誘導して、カード番号・有効期限・セキュリティコードを入力させます。
詐欺と見分けるポイント
- 自分で「カード発行会社に問い合わせて」と書いている:注意事項に「ご不明な点はカード発行会社までお問い合わせください」とあります。カードの登録情報を管理しているのはカード発行会社で、Visa ではありません。それなのに「Visaカード会員サポートセンター」の名前で登録情報の確認を求めるのは、つじつまが合いません。
- リンク先がカード会社の公式サイトではない:クラウドサービスのアドレス(〜.s3.ap-south-1.amazonaws.com)が使われます。amazonaws.com はだれでもページを置けるので、公式とは限りません。
- 宛名がない:カード会社なら把握しているはずの、あなたの名前が書かれていません。
- 何の不備かが書かれていない:「登録情報に不備がある場合」と書くだけで、何が足りないのかがわかりません。だれにでも送れる文面です。
本物かどうか確かめる方法
お持ちのカードの裏面に書かれたカード会社の電話番号か、そのカード会社の公式アプリ・会員サイトで、お知らせを確認します。カード会社のお知らせに同じ内容がなければ、そのメールは詐欺です。
URLを開いてしまったら
- 何も入力していない:ページを閉じてメールを削除すれば問題ありません。
- カード番号・セキュリティコードを入力した:すぐにカード裏面の番号からカード会社に連絡し、カードを止めて再発行してもらいます。利用明細に覚えのない請求がないかも確認します。
- SMSで届いた認証コードを入力した:カードを不正に使われるおそれがあります。すぐにカード会社に連絡します。
ほかの手口にも共通する見分け方や、被害にあったときの相談窓口は対策ガイドにまとめています。
今日からできる対策
まずは無料で:携帯キャリアの迷惑SMSフィルタをオンにする
各キャリアの無料の拒否設定で、詐欺SMSの多くを受信前に止められます。